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元世界チャンピオンの新ビジネス - 2014.08.24 Sun

初夏の頃だろうか。潮風が気持ち良い海岸沿いを散歩していると、元ボクシング世界王者のH山が歩いてきた。一見さわやかな笑顔の好男子だが、精悍な顔つきがとても怖かった。それなのになぜか私はものすごくチャラい感じで彼に話しかけるのだった。

私  「実物はやっぱ、かっこいいっすねー!」
H山 「ん?そうかそうか?」

そう言われて彼も嫌な気はしないらしい。それでも目は笑っておらずやはり怖い。怖いと思いながらもなぜか軽い態度で話しかけ続ける私。

私  「写真撮ってもいいっすか~?」
H山 「おう、いいぞいいぞ。」
私  「まじっすか~!」
H山 「うん、こうかこうか?(ファイティングポーズをとる)」
私  「うほっ!かっけ~!この写真ブログに載せてもいいっすか?」
H山 「…」

やべ…。調子に乗り過ぎてしまったかな。

H山 「俺、ボクシングやめてからこのすぐ近くで眼鏡工房やってるんだよ。ブログに載せるんだったら遊びにきなよ」
私  「まじっすか~、行きます行きます!」

H山の運転する車の誘導で自分の車でついて行った。海からすこし山手に入ったところにある普通の民家だった。職人である彼がひとつひとつ手作業で眼鏡のフレームを作っているらしく、なかなか評判も良いらしい。

H山 「まあちょっと、着けてみなよ」
私  「!」
H山 「な?着けてるかんじしねえだろ?」

彼の作った、繊細なラインのフレームは確かふわっとした感じで、しっかり固定されているにもかかわらず顔周りへの圧迫感が全くない。写真を撮らせてもらうために工房に入れてもらった。

工房の机には製作中のフレームをかけておく頭部のマネキンがおいてあった。近づいてよく見るとその頭の模型はおにぎりで出来ていた―。驚いた私が口をきけないでいると彼が説明してくれた。

H山 「な、ふわっとしたつけごごちを作るためにはよ、おにぎりが一番なわけよ。」
私  「は、はあ…」
H山 「おにぎりがくずれるようじゃだめなんだよ。」
私  「そ、そうなんですね…」

せっかくなのでおにぎりをごちそうになることにした―

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プロフィール

ハヲルチア

Author:ハヲルチア
40歳で出産、老体にムチを打ちながら小さな息子と格闘中。現在派遣社員で翻訳の仕事をしています。主婦のつまらないひとりごと、奇妙な夢の記録、時々読書感想文、大好きなアートの話など―。

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