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迷惑なホームパーティー - 2014.10.21 Tue

元同僚や習い事で知り合った友人を10人ほど家に招いた。ホームパーティーの目的は一歳を迎える息子のお披露目と、私の飲酒解禁祝いである。忙しい友人たちにとっては迷惑な誘いだっただろう。それなのに私は有頂天で、来客のおもてなしも満足にできていなかった。

まず、ロクなものがテーブルに並んでいない。とりあえずのビールを出しているか、それは何故かほ乳瓶に入っている。お代わりをしようとすると、粉ミルクを作る要領でビールを作らないといけないとで非常に面倒である。

つまみを何か用意しようと思ったが、冷蔵庫にあるのは離乳食ばかりである。まあ、いいかと思いそのまま何もしないでいた。

飲食の用意が全く出来ていないのに、私はカラオケセットを借りてきていた。来ている友人関係はバラバラなので、お互いの共通点もなく会話も盛り上がっていない。従って誰も歌おうとしなかった。

「俺が最初に歌ったらみんな歌いやすくなるよ!」
気をきかせたのか、夫が一番乗りで歌った。アヴリル・ラヴィーンの10年以上前のヒット曲である。微妙な選曲で場が盛り上がらない中、続いて私もアヴリル・ラヴィーンの別の曲を歌う。無駄に歌が上手い私はみんなのお世辞に気をよくし、赤ワインを出すことにした。

床下に隠してあるボルドーの特級畑の赤をふるまおうとしたしたが、この期に及んで出すのがもったいなくなった。代わりに冷蔵庫にあった「セブン・デイズ」という数百円のワインを出した。

来客がガマンしている最中、一番年上の友人のバブさんが耐えきれず私に注意した。
「人を呼んどいてこれはないんじゃないの?!」
バブさんは、四十代後半の女性で、バブル期に青春時代を過ごした華やかな人だ。食べ物やワインにはこだわりがある美食家でもある。

「用意できないんだったら、言ってくれたらよかったでしょうが!何か買って来るなり出来たのに…。」
バブさんはプリプリ怒りながらキッチンに入り有り合わせのもので料理を始めた。
「おまたせっ!」
大きなディナープレートにピザのマルゲリータのような料理が乗っていた。旨そう…。早速ご馳走になることにし、一口食べてみた。

マルゲリータのモッツァレラ・チーズだと思っていたのは息子の離乳食用のしらすのお粥だった。ピザ生地だと思っていた部分はおやつのどら焼きの皮で出来ており、大量の梅干しが練り込まれていた。

バブさんには逆らわない方が良いと思った。



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● COMMENT ●

NoTitle

赤ちゃんのことで心がいっぱいなんですね、きっと。ビールを粉ミルクのように溶いて、しかもほ乳瓶(!)で出したり、離乳食のピザだとか、笑えてしまいますが、愛情を感じて、温かい気持ちになりました。

NoTitle

むぅにぃさん、コメントありがとうございあす。
お返事遅くなってしまいました<(_ _)>
ハイ、寝ても覚めても赤ちゃんのことでいっぱいいっぱいです。
来月はバブさんが家に来るというのに家はグチャグチャ…


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プロフィール

ハヲルチア

Author:ハヲルチア
40歳で出産、老体にムチを打ちながら小さな息子と格闘中。現在派遣社員で翻訳の仕事をしています。主婦のつまらないひとりごと、奇妙な夢の記録、時々読書感想文、大好きなアートの話など―。

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