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2014-08

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バルテュス展に行ってきた  - 2014.08.30 Sat

DSC_1716.jpg
少し前にEテレビの日曜美術館で特集されていたのを見て、その独特で官能的な作品群にすっかり魅了されてしまった。私はこの画家のことをよく知らなかったが、ピカソをして20世紀最後の巨匠と言わしめた程の画家であるらしい。

アーティストや作家などに好まれる所謂通好みの画家である。デヴィッド・ボウイやボノもファンだったそうだ。驚いたことに、作家のウラジミール・ナボコフも熱烈なバルテュスのファンで、ロリータ・コンプレックスの語源となった小説『ロリータ』の表紙絵に使用し、この小説が世界的に大ヒットしたことが、バルテュスの知名度を大々的に上げることとなったそうだ。また、少女をモデルにした官能的な作品を多く描いているので、当時は相当な物議を醸し出したようだ。

出産前までは興味のある美術展にはよく足を運んでいた。見逃すと後悔することが多いので出来る限り。だが今の状況でさすがに乳児を美術館に連れて行くのは気が引ける。特に今回のバルテュス展などは完全に大人向けの芸術なので諦めるしかないと思っていた。そんな折、先週久々に独身の友人と昼食を共にした。彼女は数年前に習い事で仲良くなって以来、面白いもの好き仲間である。そんな彼女もバルテュスに興味があり、一人でも行こうと思っていると言ったので、私もどうしても行きたくなった。

夫に相談するとすんなり協力を得られることになった。私が住んでいる大阪から展覧会をやっている京都まで出かけて帰ってくるとなると半日以上はかかる。夫一人で長時間乳飲み子の面倒を見させるのは心許ない。結局、夫の運転で友人も一緒に連れて行ってもらい美術鑑賞をしている間だけ外で息子をみて貰うことにした。

短時間で回ったのでじっくり鑑賞できなかったが、無理をして見に来た甲斐があった。映像や画集で楽しむのも良いが、やはり絵画は本物を見ると感動する。マチエールや艶感は実際に見てみないとわからないし、作品のサイズも重要だ。

※以下、作品の感想を書きます。作品の画像は下記URLからご覧になれます。

バルテュス展作品紹介


一番のお目当ては『夢見るテレーズ』。大人になりかけの少女の瑞々しい肌の質感、匂い立つような健康的な色気が感じられる。赤、白、緑の配色も美しい。構図もポーズも完璧だ。同じく少女を描いた作品の『美しい日々』は写実的に描かれたテレーズの絵とは作風がまったく違う。こちらの絵の方は可愛らしさがあるが、官能的というよりも淫靡だ。

ギョッとしたのは『鏡の中のアリス』。丸見えなのである。そして、モディリアーニの絵の女性の目に似ている。マリリン・マンソンにも似ているような気がする。要するに見るものを不安にさせるような少し怖い顔だ。

一目見て大好きになったのは『猫たちの王』。自画像だが、頭は大きく胴は短く足は異様に長い。何故好きになったのか説明しにくいのだが。この不均衡さと微妙な温かい色合い、ハンサムだが気難しそうなバルテュスの表情、じゃれつく猫の可愛くない顔が魅力的だ。大人向け絵本の表紙のような『地中海の猫』も好きだ。『金魚』の幼児の顔がワルそうですごく良い。私の息子のようだ。椅子の上に寝そべる猫相(?)の悪い猫の顔も最高だ。

娘さんのために描いたイラスト群の写真があった。およそ子供が好む絵とは思えない。むしろグロテスクだ。そして非常に私の好みの絵だ。娘さんは1973年生まれと年表に書かれていたので私と同年代である。このような偉大で風変りな父を持ちどのような女性に成長したのか気になるところではある。

美術展のもう一つの楽しみはミュージアムショップだ。私の夫は美術展に誘っても一緒に行ってくれることは殆どない。自分のチケット代の代わりに図録を買えばいいよと言ってくれるのだ。それが彼の優しさなのか興味がないので断るための口実なのかはわからない。なので以前は展覧会に行くたびに図録を購入していたが、すでに本棚のスペースを侵食している。サンプルをパラパラとめくると、実物を見た後に見る印刷物は色あせて見えたので今回はやめて、気に入った作品だけのポストカードを選ぶことにした。

その他のグッズを見ているとかなり斬新なものがあった。今日いちばんのお気に入り『猫たちの王』のバルテュス自画像のフィギュアである。ほ、欲しい…。値段を見ると3千円以上した。図録より高い。しかしレア物である。が、幼児を持つ身、細々した物をこれ以上増やさないと決めているのでここは物欲をグッとこらえて会場を後にした。

作品も素晴らしかったが、彼のボヘミアン的な生き方や女性遍歴も興味深かった。日本人であるご夫人は今も健在で美しく素敵な方だが、彼が昔つきあっていたモデルの女性はその後どうなったのだろう。若くしてこんな魅力的な男と恋愛した後はどんな人生を歩んだのだろう。

とりとめもない文章になってしまったが、感動は日に日にうすれてしまうのでとりあえず記しておくことにした。この感動のために巻き込んでしまった夫、友人、息子にとても感謝している。

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よみがえるブラック企業の思い出 - 2014.08.29 Fri

ゴールデンウィーク前に社員数が20人にも満たない小さな会社に中途入社した。オフィスは廃校になった学校の中にあった。メインのオフィスは元々教室だった部屋で、社長もそこで働いている。私は何かクリエイティブな職についており、廊下を挟んだ教室よりはやや小さな部屋で、他の女性二人と働くことになった。

私の歓迎会を連休前と連休明けの二回に分けて行うから、スケジュールを空けておくようにと上司に言われた。何故二回もしてくれるの?と同僚に聞くと、社長が宴会好きだからとのことだった。

歓迎会は広いステージのある昔の巨大キャバレーのような店だった。カラオケはそのステージで歌っても良いらしい。宴たけなわになった頃、主役の私が歌うことになった。ここは十八番の鬼束ちひろの「月光」を熱唱し皆の注目を集めることにした。しかし声がかすれて高い音が出ず満足に歌えない。社長以下、下手くそなくせによくそんな難易度の高い曲を選んだな、という目で皆が私を見ていた。これみよがしに、仕事もあんまりできないんじゃないの、とか子供産んだ女は声が悪くなるね、などと聞こえるように言う人もいた。

職場には、旧式のタイムカードの機械があった。ちゃんと勤務時間を管理しているから、零細企業でも残業代を払ってくれるのかな…。しかしそうではなさそうだ。まず、定時になり自分の仕事が終わっても先に帰ってはいけない雰囲気だった。同僚2人が仕事を終え、部屋を閉めるとメインオフィスに行き社長に帰ってもいいか聞いてからでないと退社できないのだ。そして毎日、社長以下全員が同じ時間に順番にガシャンガシャンとタイムカードを押し、会社を後にするのであった。タイムカードの意味ねぇだろ。ていうか、残業代出す気さらさらねえだろうよ。心の中で悪態をつきながら諦めの境地というか、投げやりな気持ちになっていた―

地味にリアルな夢だった。私が若い頃勤めていた会社も小規模でワンマン社長の、今で言うところのブラック企業に近いものがあった。私が大学入学前にバブルははじけ、卒業する頃は氷河期に突入していた。地方出身で三流どころか五流大卒の私に世間の風は冷たかった。就職何とかなるやろ、と甘く見過ぎていたのだ。

それでも正社員の仕事にありつけ、都会に残れただけでもまだマシな方だったのかもしれない。だが、零細企業での職務は多忙を極め、閉鎖的で少人数の職場での人間関係は逃げ場がなく私は神経をすり減らしていった。20代の終わりから若白髪が目立ち始め、イライラが募り煙草が手放せなくなった。残業代出ない、ボーナス出ない、有給使えないと三拍子そろった職場で希望を見出すのを難しかった。幸い私の夫は安定した企業に勤めており、彼がメインの稼ぎ手となってくれるので私は正社員の肩書に固執する事をやめた。

その後派遣社員として中堅、大企業の数社で仕事をさせてもらった。まともな会社にはまともな人間が多いのだなと思った。行く先々で、社員さんに「うちの会社って変わってるでしょう」「仕事きつくて大変でしょう」とよく言われたが昔の職場のことを思えば天国のようなものだった。勤めていた時は嫌でしようがなかったが、スピード、マルチタスクの進め方、イレギュラーな仕事への対応、変人への免疫など色んな武器を知らぬ間に手に入れることが出来たように思う。若い頃の苦労は買ってでもしろというのはあながち嘘ではないのかもしれない。

近年ブラック企業に勤めていたり正規雇用につけず精神を病む若者が多いと聞く。どうか希望を捨てずにいてほしいと願う。私の息子が成人する頃日本経済はどうなっているのだろう。泣きやまぬ息子を腕に抱きながら思う一日であった。


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チュッパチャップスツリーとモラルハラスメント - 2014.08.27 Wed

敏腕社長として知られる太田光代さんは、ご主人の太田光さんに浮気をされる夢を見ると、目が覚めた後でも彼に暴行を加えると以前テレビで言っていた。ご主人曰く、「夢のことまで責任持てないよ~」だそうだ。当たり前だ。そんなことでまでいちいち罰せられていたら心身ともに疲れ果ててしまうだろう。

浮気ではないが、夫に腹を立てる夢はよく見る。数多く見た夢の中で、覚えているものを一つ書き出してみよう。

夫は赤いゴム製の顔だけ出た全身スーツを身にまとっている。その不思議なスーツには無数の穴が開いている。私の足元には箱買いしたチュッパチャップスがあり、その中からひとつひとつ取り出し、スーツの穴に差し込んでいる。あれだ、コンビニのレジ横に置いているチュッパチャプスツリーを人間で作ろうとしているようだ。何かイベントの準備をしているのだろうか。時間がなく私は非常に焦っている。

無言で汗を流しながら耐えている夫に何故か腹が立つ。そうしているうちに穴はまだ3分の2以上残っているというのに、段ボールが空になってしまった。

私 「チュッパチャップスぜんっぜん足りへんやん!」
夫 「今から買いに行こうか」
私 「その恰好で買いに行くんかい?」
夫 「だって足りないんだろう?しようがないじゃないか?」
私 「私、旦那がそんな恰好で買い物に行くのん恥ずかしいわ!!」
夫 「お前がさせたんじゃないか…」
私 「ムキーッ!!」

何故自分で買いに行くという選択肢がないのか…私よ。不毛な会話がヒートアップして理不尽な怒りがマックスに達した瞬間、自分の大きな寝言で目が覚めた。

私 「なあなあ、チュッパチャップスは?!」
夫 「えっ??何、何、なに~??」

安眠を妨害された夫にとってはたまったものではないだろう。近年インターネット上でよくモラハラ(モラルハラスメント)という言葉をよく聞く。詳しいことはよくわからないが、配偶者への暴力を伴わない嫌がらせのことのようだ。

モラハラの特徴

うっ…結構自分に当てはまるような気がする。恐ろしい。だからこんな夢を見てしまうのだろうか。息子への悪影響を考えてしまう。もちろん夫の精神衛生へも良くないだろう。よく見る事例は夫から妻へのモラハラだが我が家は逆なのか。深刻な問題には至っていないが、気を付けるにこしたことはない。

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楳図かずおの生涯が映画に?!「マザー」 - 2014.08.26 Tue

30年以上楳図かずお先生の大ファンである。にもかかわらず、9月27日公開の映画『マザー』のことをつい数日前まで全く知らなかった。私がどのくらいのファンかというと、代表作の「まことちゃん」はサンデーコミックスで全巻初版、あまり知られていないが楳図先生の手によりコミック化された「ウルトラマン」、彼が歌うCDを所有している程である。

無題

※写真はコレクションの一部である。普段は夫に「俺の視界に入るところにおいてくれるな」と言われているので押入れにしまってある。

私は普通の漫画も買ってもらえないような厳しい家庭で育ったので、彼の強烈な作風の漫画が欲しいなどとは両親には口が裂けても言えなかった。その後社会人になってから何かに憑りつかれたように、当時出来たばかりのまんだらけやマニアックな古書店に通ってせっせと絶版になっている漫画を買い集めたものである。仕事が忙しくなり、それどころではなくなったので熱心なコレクションはやめてしまったが、今でも大好きなアーティストであることにはかわりがない。

何かのインタビューか、関連本で読んだのだが、「僕は漫画ばかり描いてきたから、僕の生涯を映画化したって面白い出来事もないからつまらないよ」みたいなことを確か言っていた。なのに何故いまさら映画化なのか?訝しく思いオフィシャルページを開いてみた。

映画「マザー」オフィシャルサイト

なぬ?この映画の監督しているのね。ストーリーは彼の生涯を基にしたフィクションらしい。そうかそうか。そしたら次に気になるのは誰が楳図先生を演じるかである。なんとそれは…

片岡愛之助!!!!ステキ、ステキ、ステキ~
ミーハー丸出しで恥ずかしいが、昨年の大ヒットドラマ「半沢直樹」の個性的なオネエ役以来大好きな俳優だ。顔や物腰の柔らかさ、普段の関西弁もいい。でもあの優しい顔の奥に潜む狂気が何と言っても...いや書き出すと長くなるのでやめておこう。

楳図先生も若いころ過労で倒れるまでは頬もふっくらしており、舟木一夫似の美少年?だったらしいし、以外にはまり役かもしれない。これは期待が持てる!

しかし!私は生後8か月のベビーを育てている身。映画なぞ行ける訳がない。ううう。DVDになるまで待つしかない(涙)

ところで以下は夢の話ではなく現実の話。

2010年5月末頃、私は仕事を終え梅田の地下街を歩いていた。ここのところ過労気味で、今日こそは定時に帰ろうと思っていたが取引先の無理な要求に対応しているうちに夜8時を回ってしまっていたのだ。ディアモールから阪神百貨店前の通路に向かう途中で、赤と白の派手なボーダーのTシャツ、くりくりパーマの少年のような風貌の老人が前から歩いてきた。

まさか?何故大阪にいるの?彼が阪神百貨店方面に足早に歩いて行こうとしていたところ、中年の夫婦が「楳図さんですよね?」と声をかけていた!本物だ!彼らが写真とサインをもらうのを終わるのを待ち、私も思い切って声をかけた。幼少の頃から大ファンであること、最近作品を発表されていないので寂しいこと、健康に気を使われているのでとても若く見えて素敵だということ…興奮して一方的にしゃべってしまった。

楳図先生は優しく私にうんうん、と答えてくださった。また、大阪に久々に用事できたのだがどうも地下街が変わったので迷ってしまったようだとも。案内がてら、御堂筋の改札あたりまでご一緒させていただいた。その時にいただいたサインと一緒にグワシ!をした写真は私の宝物だ。

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私の夫はイタリアン - 2014.08.25 Mon

昨日の夢が断片的にしか思い出せない。夫がイタリアのミラノ出身であることがわかり、一緒に里帰りをした。恐らく、来世は彫刻のような顔立ちのイタリア美女に生まれ、毎日うまい飯をたらふく食い、プラダだのグッチだの高級品を買い漁りたいという私の薄っぺらい欲望が夢となって現れたのであろうか。楽しみにしていた夫の実家は古城とのふれこみであったが、到着してみると、追放された貴族が幽閉される塔のような、寒々とした灰色の石造りの建物であった。気を取り直して、夫に「何かイタリア語しゃべってみろ」と言うと、「ここに居たりアーン」「ペスカトーレ、食べなはーれ」などと駄洒落以下のことしか言わなかった―。

実際にイタリアには2度訪れたことがある。1度目は新婚旅行で、もちろん夫と一緒だったわけだったが、これが中々の珍道中であった。私は英語圏以外の国に旅行をするのは初めてである。夫に至ってはこれが初めての海外旅行であった。

パックの旅行ではなく私が計画をたてた、イタリア4都市を一日ずつ列車でまわるという、海外旅行初心者にはかなり無謀な旅だったように思う。何せ、時刻表通りに特急列車は来ないし、英語は通じない(英語で話してくれてもイタリア風英語でよくわからない)。今ではロマ族の人たちと呼ばれている、いわゆるジプシーが街中いたるところに沢山おり不思議な光景であった。日本人団体客のツアーガイドが「ジプシーがいるので気を付けてくださいッッ!!」とヒステリックに叫んでいることに違和感を感じた。ジプシーといえば音楽や占いで細々と生計を立てながらヨーロッパ中を旅している自由な人々、という半ば憧れに近いイメージしかなく、スリや物乞いがいるという情報を持っていなかったのだ。そこそこ治安悪いやん。

計画を立てたのは私だし、少し英語も話せるので何とかなると高をくくっていたが、街中ではオロオロするばかりだった。旅行直前まで仕事が激務で、ガイドブックに一度も目を通しておらず全く英語を話さない夫が以外なところで実力を発揮した。ローマでタクシーに乗った時、タクシーの運転手がぼったくろうとしてメーターを上げたのを彼は見逃さなかった。何を言っているのかわからないがガイドブックの「困ったときのイタリア語」のコーナーを見ながら抗議しているようだった。運転手はしらばっくれようとしていた。だが夫は日本語で「ふざけんなよ!ぼったくってるだろうが!」と叫んだのでぼったくりをやめたようであった。本当に困ってるときは母国語でも何とかなるものかもしれない…ならないか。

あ、夢関係なくなっちゃった。
またイタリア行きたいな…。


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元世界チャンピオンの新ビジネス - 2014.08.24 Sun

初夏の頃だろうか。潮風が気持ち良い海岸沿いを散歩していると、元ボクシング世界王者のH山が歩いてきた。一見さわやかな笑顔の好男子だが、精悍な顔つきがとても怖かった。それなのになぜか私はものすごくチャラい感じで彼に話しかけるのだった。

私  「実物はやっぱ、かっこいいっすねー!」
H山 「ん?そうかそうか?」

そう言われて彼も嫌な気はしないらしい。それでも目は笑っておらずやはり怖い。怖いと思いながらもなぜか軽い態度で話しかけ続ける私。

私  「写真撮ってもいいっすか~?」
H山 「おう、いいぞいいぞ。」
私  「まじっすか~!」
H山 「うん、こうかこうか?(ファイティングポーズをとる)」
私  「うほっ!かっけ~!この写真ブログに載せてもいいっすか?」
H山 「…」

やべ…。調子に乗り過ぎてしまったかな。

H山 「俺、ボクシングやめてからこのすぐ近くで眼鏡工房やってるんだよ。ブログに載せるんだったら遊びにきなよ」
私  「まじっすか~、行きます行きます!」

H山の運転する車の誘導で自分の車でついて行った。海からすこし山手に入ったところにある普通の民家だった。職人である彼がひとつひとつ手作業で眼鏡のフレームを作っているらしく、なかなか評判も良いらしい。

H山 「まあちょっと、着けてみなよ」
私  「!」
H山 「な?着けてるかんじしねえだろ?」

彼の作った、繊細なラインのフレームは確かふわっとした感じで、しっかり固定されているにもかかわらず顔周りへの圧迫感が全くない。写真を撮らせてもらうために工房に入れてもらった。

工房の机には製作中のフレームをかけておく頭部のマネキンがおいてあった。近づいてよく見るとその頭の模型はおにぎりで出来ていた―。驚いた私が口をきけないでいると彼が説明してくれた。

H山 「な、ふわっとしたつけごごちを作るためにはよ、おにぎりが一番なわけよ。」
私  「は、はあ…」
H山 「おにぎりがくずれるようじゃだめなんだよ。」
私  「そ、そうなんですね…」

せっかくなのでおにぎりをごちそうになることにした―

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夢か幻聴か座敷童か - 2014.08.23 Sat

産後3週目ぐらいのことだ。生まれたばかりの息子に3時間おきに授乳をしないといけないので、夫婦の寝室ではなく普段は使っていない和室で寝起きをしていた頃の夢。睡眠にまとまった時間が取れないので、常に意識が朦朧としており、やっと眠れてもよく金縛りにあっていた。

その日の夜中ぐずっていた赤ん坊がやっと寝てくれた後、泥のような眠りについた。しかし、すぐに眠りは浅くなり目を開けるとすぐ横の押入れの扉が少しだけあいていた。あれ?おかしいな、と思いながらいきおいよくバーンと閉めた。

「痛い!」「びっくりしたぁ!」

ふすまがガタガタと鳴り、押入れの中から二人の子供の声がした。キャッキャッと楽しそうに笑っている。なにこれ??怖いよ~。そう思っていると胸の上あたりで何かがモゾモゾと動いていた。ああ、また金縛りか。でも力を振り絞って体を起こし、あたりを見渡した。豆球のオレンジ色の灯りももとでわが息子はそれは可愛い寝顔をしていた。

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大きなボーダーコリーを胸に抱いて - 2014.08.22 Fri

前足をひどく負傷し、ものすごく汚れたボーダーコリーを保護した。自宅のふろ場で洗ってやり、動物病院に連れて行き、けがの手当てをしてもらう。ワクチンとかどうしよう?夫は飼い主を探してみつからなかったらしてもらおう言った。

私は人間の赤ちゃん用の抱っこひもで大きな成犬のボーダーコリーをくくりつけ、毎日のように散歩する。時々おろしてやり、気を付けながら歩かせる。大きな瞳をキラキラさせ、私を見上げるヤツ。可愛い。ものすごく。

ある日いつものように道端でおろすと、ボーダーコリーは私に礼を言いどこかへ去ってしまった。もう二度と会えないのがわかっていてものすごく悲しかった。

思い出せた内容は上記のみだが、見た夢はもっと長く辛かった。現実にはうちには2歳のミニチュアダックスフンドの女の子がいて毎日楽しく暮らしている。近所のボーダーコリーの男の子に毎日散歩で遭遇する。うちのダックスがキャンキャンと甲高い声を上げて落着きがないのに対し、ボーダーコリーの方はゆったり構えている。よく訓練された大型犬がたいていそうであるように彼もとてもおとなしい。

時々そのボーダーコリーの首まわりをそっと抱きしめさせてもらう。そのモフモフした感触は格別だ。近所のおばさんを受け入れてくれる寛容さがある。可愛いチビ犬は私の子供のような存在だ。しかし大型犬は名犬ジョリーやパトラッシュのように、飼い主にとってソウルメイトに成り得る気がする。チビ犬のおかげで私の心は満たされているが、大きな犬を飼うのは恐らくもう叶わないであろう私の夢の一つである。

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普通の女が怖い - 2014.08.19 Tue

大御所男性アイドルグループが24時間テレビのような番組で乗った気球が爆発した。幸い地上に落下する前に何等かの方法でメンバー全員が脱出していた。私はどこかの岩山でそれを見ている。私が見ているすぐ近くまで、破裂したパラシュートがゆらりゆらりと落ちてきた。

このパラシュートの生地、ファンに売れる!そう思った打算的な私はすぐ拾いにいくことにした。同じことを考えているのか、ファンなのかわからないが、他にも多くの人が蟻のように群がりその生地を奪い合った。ハンカチ大ぐらいは確保できるかな?細かくちぎってヤ○オクに出すか。

群衆中にその女はいた。

「転売目的のヤツは殺す」

女は木の棒のようなものを振り回し、まわりの人間は蜘蛛の子を散らすように逃げて行った。どんくさい私は腰を抜かしてしまいその場から動くことができない。見上げると、女が私に振り下ろそうとした木の棒の先から五寸釘が飛び出していた。これが顔面に直撃したら死ぬわな…そう思いながらその女の姿を見た。リクルートスーツみたいなきちんとした服を着ていて、地味な顔をした、しかし狂気のかけらもない、いたって普通の女だった。

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金髪美少女との出会いを阻むパンチパーマ - 2014.08.16 Sat

明らかにキ○ガイな人を町中で見かけた時、普通の人間であれば目をそらすなり、その場を速やかに離れたりするだろう。誰だってそんなものには関わりたくないのだ。だが私の場合、好奇心の方が勝ってしまい、ついその奇行を観察していまう。そして、「今日こんな○チガイおったで!!」嬉々として逐一夫に報告する脳内小学生の私。だが最近毎日のように起こる理由なき殺人、ただその場に居合わせただけで殺されるという理不尽を考えると、幼い子供を持つ身になった今となっては少しでも危険なニオイのする人物からは離れるようにしている。

さて、昨晩の夢の話である。インターネットの掲示板で、私は外国人の友達を募集する。一人だけ連絡してきてくれた子がいた。彼女はカナダから来た二十歳の大学生で、日本に来て2、3ヶ月だという。カタコトの日本語と私のあやしい英語でスカイプでやり取りをした。お互いの言語を教え合うということでニーズが一致したのだ。

彼女は典型的な白人の可愛子ちゃんといった外見で、プロンドの長い髪がキラキラまぶしい。二十歳の女の子ということで、二倍以上年のいっているオバサンとは話があわないんじゃない?と言うと、彼女は友情に年齢は関係ないと言ってくれた。年上の女性から色んなことを教わりたいのとも言ってくれて、中々にいい子だった。彼女は神戸の私立大学に通っており、同じ大学の子たちと一緒に住んでいるらしい。そのマンションから近いというなんばに私は出かけて行った。

私はスマホを2個持っており、片方でGoogle Mapを見て彼女の住むマンションを探している。中々場所にたどり着けないので、もう一つのスマホで彼女に電話をする。お互いの言語が不自由なので、彼女のルームメイトの日本人に代わってもらい行き方を説明してもらう。このルームメイトも親切ですごくいい子だ。早く会いたいなー。必死でスマホの地図とにらめっこしながら戎橋の上を歩いていると、その時。

「そのスマホよこさんかい!!ワレッッッ!!!」

現在ではおそらく見ることのない、昭和時代のヤクザみたいな恰好をしたヤクザ?チンピラ?が私の目の前に現れた。鬼ゾリっていうの?すんごい反りこみが入ったパンチパーマに、極彩色の開襟シャツ(アロハシャツではない)に、もちろん胸元はぶっとい金のネックレスだ。こんなファッションの方を最後にお見かけしたのは20年程前であろうか。真っ赤に充血した二つの眼球はあらぬ方向を向いている。見たことはないけどシャブ中のヤクザってこんな顔しているんじゃないだろうか。そのパンチパーマが私の2個のスマホを奪い取り、私の手の届かない高さに持ち上げた。

「○○ちゃんに会われへんやんけ!!ボケッ!!」←ジェニーだか、キャシーみたいな名前、忘れた。

背の低い私はジャンプしてパンチから2個のスマホのうち1個を奪い返した。そのままダッシュして○○ちゃんの家に向かった。「このままで済むと思うなよ!!」背後から恐ろしいガラガラの怒声が飛んでくる。その後、無事彼女の住むマンションにたどり着き、やっと会えると思った瞬間、スマホが鳴った。着信を見るともう一個のスマホの番号だ。

「GPSでおまえがどこにおるかわかるんや。」

パンチのダミ声だった。



ちなみにこんな男前ではないが、パンチのおっさんのファッションは自虐の詩という映画に出てくるアベちゃんみたいだった。

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プロフィール

ハヲルチア

Author:ハヲルチア
40歳で出産、老体にムチを打ちながら小さな息子と格闘中。現在派遣社員で翻訳の仕事をしています。主婦のつまらないひとりごと、奇妙な夢の記録、時々読書感想文、大好きなアートの話など―。

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